リサイクルで得られる資源

アルミニウム

アルミニウムをリサイクルすることは、電力を節約するためにも非常に重要になっています。アルミニウムの原料、ボーキサイトからアルミ新地金を作るために膨大な電力が必要とされています。

ところがアルミニウムを再利用できれば、そのうちの97パーセントの電力が節約できると言われています。資源のムダを押さえるだけでなく、電力のムダまで抑えることができるのです。このためアルミニウムスクラップは他の金属に比べて価格が高い傾向があり、リサイクルも進んでいます。

アルミサッシや自動車のアルミニウムの再生率は80~100パーセントと高く、アルミ缶でも80パーセントという高いリサイクル率となっています。アルミ缶などは身近にある金属ですが、それでも大量に集まれば価値のある資源となるのですから素晴らしいことですね。

回収されたアルミニウムですが、今まで使われていなかった分野にも使用されています。例えば自動車ですが、本来は鉄で作られる車体ですが、一部にアルミニウムを使用することで車体を軽くすることができ、軽量化でより少ないガソリンで走れるようになります。また車だけでなく、電車の車体にも使われており、その軽さと加工のし易さが注目されています。

他にも建築資材として建築の現場でも利用されており、リサイクルのしやすさからアルミニウムを使って建てられた家は「エコハウス」と呼ばれています。まだまだ一般的ではありませんが、今後リサイクルと軽量化の観点から、ますます利用範囲が広がっていくものと期待されています。