リサイクルで得られる資源
レアメタル
かなり以前の話ですが、パナソニックから発売されていたテレビが「キドカラー」と呼ばれていたのをご存知でしょうか?レアメタルは希土類とよばれ、テレビにはこの希土類が使用されているためキドカラーと命名され販売されていたのです。
では希土類とは一体何でしょうか?リチウムやパラジウム、チタンなど、工業製品などで需要が高い反面、資源として豊富に存在しながらその抽出が難しい、また地球上に豊富に存在しない、存在する場所が偏っているなどの理由で希少価値の高い金属の総称をレアメタルと呼びます。資源をもたない日本においては、原油と並んで重要なもので、これなしに工業製品は製造できません。
携帯電話やスマートフォン、携帯音楽プレーヤーや電子辞書、カーナビなどに使用されていますが、今まではほとんど回収されることもなく使い捨てにされていました。けれどもレアアースの産出国、中国との関係が悪化した時には、このレアアースの輸入が一時的に止まってしまいました。そのため、日本国内にあるレアアースを回収して再利用しようという動きが本格化し、自治体や販売店で携帯電話の回収が進められています。
携帯電話一台にも、様々なレアメタルが使用されています。液晶部にはインジウム、LEDにはガリウム、バッテリーにはリチウム、コネクター部にはベリリウムなど、普段聞き慣れない金属の名前が連なってしまいます。これらの金属は使い捨てにすることなく、工業製品が盛んに製造される国内では回収して再利用なされるべきです。