こんなトラブルに注意

不法投棄

家電リサイクル法で、テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・エアコン・洗濯機・衣類乾燥機に関してはリサイクルを行うことが義務付けられました。それにも関わらず、不法投棄は後を絶たず、特にアナログ放送から地上デジタル放送に移行した2011年は特に、テレビの不法投棄が増加する傾向が見られます。

使用できなくなった古いテレビをきちんとリサイクルせずに山林や海に投棄することは、法律で禁止されています。これは消費者(排出者)だけの問題ではなく、不用品を引き取って回る廃品回収業者にも言えます。

無料でテレビや冷蔵庫を引き取ります、という言葉に釣られて家庭内の不用家電を引き取ってもらっても、悪質な業者の場合は、使える部品だけを抜き取り、また鉄やアルミ、銅など価値のあるものだけを持ち去ってから、使えない部分だけを不法投棄する事例が見受けられます。

そのため、自治体によっては、家電4品目に指定されている廃家電を不用品引取り業者に引き渡さないように呼びかけているところもあります。きちんとした処理を行うためには、排出者がリサイクル料を負担するのが本来の姿です。無料で処分してもらえるのは大変ありがたいことですが、家電リサイクル券も発行してもらえないようでは、ちゃんとリサイクルされたのかどうかを確認する術がありません。

「無料」という言葉には甘い魔力がありますが、無料の裏には思いもよらないトラブルの元が潜んでいるかもしれません。キチンとした業者であることが確認できない以上は、安易に廃家電を引き渡さないことです。ちゃんと処理してもらえるものと考えたものが、山や海を汚す原因になるかもしれません。