日本は先進工業国の中でも、比較的多くのゴミを排出しています。日本は戦後、急速に経済的に発展し大量生産・大量消費・大量放棄の時代になりました。今新品で手に入れた家電製品も、10年経過すれば廃棄物になってしまいます。この増え続ける廃棄物は、様々な社会的問題を引き起こしています。
ゴミが増えることで引き起こされる問題は、まず埋立地の減少があげられます。燃えるゴミは焼却して灰に、そして燃えないゴミは粉砕して最終処分場に運ばれて埋め立てられます。最終処分場は山林や海が利用されますが、ゴミが増えれば処分場をどんどん作っていかなければならず環境破壊が進みます。そしてゴミとして廃棄されれば、家電そのものに含まれる資源(鉄や銅、アルミニウム等)がムダになってしまいます。また埋め立てられて自然界に漏れ出した物質の一部には、人間の体に害をもたらすものも存在します。ゴミが増えれば増えるほど、環境破壊だけでなく人間への害が広がってしまうのです。
そこで大量廃棄時代から循環型社会への転換を図ろうと、3つのRが提唱されています。それはリユース・リデュース・リサイクルです。
この3つのRの中でもリサイクルは、ゴミの中に含まれる資源を回収し、新たな製品に利用するという観点から非常に合理的で、資源の少ない日本においては非常に大事になってきます。海外から輸入している資源の中には、もともと採れる量が少なく、貴重で高価なものも存在します。その貴重な資源が、私たちの身近にあるのですから不思議ですね。
増え続けるゴミと資源の問題を解決するために、家電リサイクル法も施行され、冷蔵庫・テレビ・エアコン・洗濯機の4品目に関しては、リサイクルすることが義務付けられました。スムーズな回収・運搬・リサイクルのために、消費者・家電小売店・メーカーのそれぞれに役割を振り分けて、家電製品のリサイクルを推し進めています。
家庭で不要となった家電製品の処分。製品が大きいだけに気軽に廃棄できないのが頭の痛いところですが、どのような廃棄方法あるのか?あなたの処分したい家電の最適な処分法についてご説明していきます。